トヨタ自動車は21日、高級車レクサス『LS460』『LS460L』『LS600h』『LS600hL』計4車種のギヤ比可変ステアリングシステム(VGRS)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2009年8月28日 - 2010年5月13日に製作された4509台。
VGRSの制御プログラムが不適切なため、通常の据え切り操作から急ハンドルのような素早い戻し操作をすると、一時的にハンドルの中立位置が大きくずれることがある。
全車両、制御プログラムを修正したVGRSコンピュータと交換するが、交換部品の準備が整うまでの間は、運転時の注意事項をユーザーに周知する。
不具合発生件数は12件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。