全体相場は続落。欧州の財政問題に対する警戒感が再び強まり、対ユーロで1ユーロ=112円台に円高が進行した。
今期の想定レートを1ユーロ=120 - 125円に設定する企業が大半とあって、業績悪化への不安が輸出関連株を中心に売りを加速。中国・上海市場の下落も売りを誘い、平均株価は前週末比226円安の1ドル=1万0235円と3月4日以来の安値水準に下落した。
自動車株はほぼ全面安。ホンダが27円安の2988円、日産自動車が1円安の717円と続落。富士重工が反落し、いすゞ、マツダ、日野自動車がさえない。
こうした中、ダイハツ工業が15円高の869円、三菱自動車が1円高の121円と反発。
トヨタ自動車は3530円で変わらず。