新日石、ガソリン卸価格4.4円の大幅引き上げ…4月

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新日本石油は28日、4月の石油製品の卸価格の変化幅を発表した。4油種平均では前の月と比べて1リットル当たり3.8円引き上げとなる。

油種別ではガソリンが1リットル当たり4.4円の大幅引き上げとなった。軽油も3.1円の引き上げ、灯油が3.9円の引き上げ、A重油が2.2円の引き上げとなった。

5月の卸価格のベースとなる4月の原油価格は、前月比で中東のドバイが1バレル当たり5.2ドルアップ、南方のSLが1バレル当たり4.0ドルアップし、同社原油CIFは1バレル当たり4.86ドル、1リットル当たり2.93円上がった。

為替レートは、前月比で3円13銭の円安となり、原油価格に与える影響は1リットル当たり1.78円アップで、この結果、コスト合計は1リットル当たり4.7円アップとなった。このため、5月も石油製品卸価格の引き上げは必至だ。

《レスポンス編集部》

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