日産の電気自動車(EV)第一弾となる『リーフ』には、ホンダ『CR-Z』にオプション設定されている「ホンダHDDインターナビシステム+リンクアップフリー」にも似たナビゲーションシステム「EV専用ITシステム」が付く。リーフのEV専用ITシステムは、ホンダHDDインターナビシステム+リンクアップフリーと同様に通信費が無料。ホンダがウィルコムのPHSデータ通信サービスを利用しているのに対し、リーフでは日産が新たに設置した通信インフラ「グローバル・データ・センター」が活用される。同センターのサーバとクルマが常につながることで、絶えず更新された充電スポットがリアルタイムにナビ上に表示され、走行中のバッテリーの容量と直近の走行条件をもとに航続可能な距離を計算、到達可能予想エリアが表示される。また、ドライバーの携帯電話とクルマもつながり、リーフを遠隔操作できるという。日産の片桐隆夫常務は「充電スタートの指示や、エアコンの設定などを携帯電話からコントロールできる」と30日の会見で説明していた。「ホンダHDDインターナビシステム+リンクアップフリー」はオプションだが、EV専用ITシステムは「標準で搭載される」(同氏)という。
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