【ユーロNCAP】VW ゴルフ、09年の衝突安全性でトップ

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ゴルフの衝突安全テスト
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ユーロNCAPコンソーシアムは28日、2009年に衝突安全テストを行った33台の中から、優秀な成績を収めたベスト5ランキングを公表した。フォルクスワーゲン『ゴルフ』が総合評価で103ポイントを獲得し、第1位に輝いた。

ユーロNCAPの衝突テストは、前面オフセットが64km/h、側面が50km/h、ポール衝突が29km/h、歩行者衝突が40km/hで実施。日本や米国の基準とほぼ同じ、世界で最も厳しい条件で行う衝突テストである。

またユーロNCAPは、2009年2月から新評価システムを導入。評価の割合に応じたポイント配分システムを採用した。例えば、最重要視される「成人乗員保護性能」には、ポイントの50%を配分。「子ども乗員保護性能」と「歩行者保護性能」には各20%、エアバッグやABS、ESPなどの「安全補助装置の有無」には10%を配分する。最高評価の5つ星を獲得するためには、総合評価が90ポイント以上必要とされる。

2009年のユーロNCAPのベスト5は以下の通り。

フォルクスワーゲン・ゴルフ(103点)
ホンダ・インサイト(102点)
トヨタ・プリウス(102点)
ヒュンダイi20(102点)
トヨタ・アベンシス(99点)
ボルボXC60(96点)
オペル・アストラ(96点)

フォルクスワーゲン ゴルフは、成人乗員保護性能において、2位以下を上回る35点を獲得。また、子ども乗員保護性能においても、トヨタ『アベンシス』の42点に次ぐ41点を得て、総合103ポイントで1位となった。

ユーロNCAPのMichiel van Ratingen氏は、「ランキングを公表するのは今回が初めて。これら7台は、最も高い衝突安全性が認められる」とコメントしている。

《森脇稔》

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