全体相場は3日ぶりに反発。円相場の下落を好感した買いが輸出関連株に入り、自己資本比率規制の導入先送りに対する思惑から金融株が全面高。アジア市場の軟調で一時伸び悩む局面もあったが、平均株価は前日比93円高の1万0177円で引けた。自動車株は高安まちまち。
ホンダが20円高の3050円と続伸。トヨタ自動車が60円高の3760円、日産自動車が15円高の740円と反発した。マツダ、富士重工業(スバル)、三菱自動車工業がしっかり。
一方、スズキは30円安の2175円と続落。鈴木修会長の2010年の販売台数に対する慎重なコメントが伝わったことが嫌気された。いすゞ、ダイハツ工業、日野自動車がさえない。