プジョーはフランス・パリ市内において、EVコンセプトカー『BB1』をデモ走行させた。
BB1は、2009年9月のフランクフルトモーターショーで初公開。未来のシティコミューターEVを提案したコンセプトカーで、その斬新なデザインがショーでは注目の的となった。
EVシステムは、インホイールモーターを後輪左右にレイアウトで、2個のモーターは最大出力13.5ps、最大トルク32.6kgmというスペック。2次電池はリチウムイオンバッテリーで、車両重量は600kgに抑えられ、最高速90km/h、最大航続距離120kmという実用性を備える。
ボディサイズは全長2500×全幅1600×全高1540mm、ホイールベース1800mmとコンパクト。ドアはリアヒンジで開き、2輪車のようにタンデムに着座することで、小型ボディでありながら大人4名乗車を可能にする。バイクのハンドルのようなステアリングホイールやペダルレスの加減速システムなど、操作系も未来感覚たっぷりだ。
プジョーはフランス・パリ市内において、このBB1をデモ走行。突如現れた斬新なコンセプトカーに対して、人々は好奇の眼差しを向ける。未来のシティコミューターEVの姿を予感させる映像は、動画共有サイトで見ることができる。