【広州モーターショー09】VW ティグアン、顔が違う!

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上海VW ティグアン
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フォルクスワーゲンの中国合弁、上海VWは23日、広州モーターショーにおいて、『ティグアン』の中国仕様車を初公開した。

ティグアンは、2007年9月のフランクフルトモーターショーでデビュー。『ゴルフ』をベースにした小型SUVで、日本へは2008年9月に導入され、367万円からの価格で販売中だ。

フォルクスワーゲンの中国合弁の1社、上海VWは広州モーターショーにおいて、中国で現地生産を開始するティグアンを初公開。欧州仕様とは異なる専用フロントマスクを採用する。そのデザインはグリルとヘッドランプを一体化したデザインが特徴で、ワイド感が強調されている。

フォルクスワーゲンは中国において、2つの合弁事業を展開。ひとつが上海VW、もうひとつが一汽VWだ。どちらも1984年から、中国での現地生産を開始した。

上海VWは、1998年に累計生産100万台をクリア。そこから先、中国での需要に対応するように右肩上がりに生産は伸び、2002年6月に200万台、2005年7月に300万台、2008年1月に400万台を達成。2009年10月、累計生産台数は500万台の大台へ乗せたばかりだ。

上海VWでは現在、11車種を生産中。フォルクスワーゲンブランドでは、『ポロ』『クロスポロ』『サンタナ』『パサートLingyu』『トゥーラン』など、シュコダブランドでは、『ファビア』『オクタビア』『スペルブ』を生産している。ここに同社の中国向けとしては初のSUV、ティグアンが加わる。

一部報道によると、中国仕様のティグアンは、マイナーチェンジ車の顔を先取りしたものとの説もある。しかし、ティグアンはデビューしてから、まだ2年と日が浅いだけに疑問も残る。どちらの顔が好み?

《森脇稔》

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