全体相場は4日続落。大型増資で需給悪化に対する警戒感が強い中にあって、米国市場の下落、アジア市場の軟調な動きが投資家心理を冷やし、売りを誘う展開となった。
平均株価は前日比51円安の9497円と7月17日以来4か月ぶりに9500円水準を割り込んだ。円相場が1ドル=88円台で高止まりしたことを嫌気し、自動車株は軟調な動きとなった。
トヨタ自動車が50円安の3440円、ホンダが15円安の2725円と続落。日産自動車も18円安の621円と続落し、いすゞ、三菱自動車工業がさえない。
こうした中、富士重工業が16円高の342円と反発。マツダ、ダイハツ工業がしっかり。