米国トヨタ販売は、3日にラスベガスで開幕したSEMAショーにおいて、レクサス『IS1000』を初公開した。旧トヨタ『アルテッツァ』をフルチューン。最大出力は驚きの1000psを発生する。SEMAとはスペシャル・エクイップメント・マニュファクチャラー・アソシエーションの略で、米国のアフターパーツメーカーの統括組織。毎年11月に開催されるSEMAショーは、日本のオートサロン、ドイツのエッセンショーと並んで、世界3大チューニングカーショーに位置づけられる。IS1000は米国在住のデビッド・ホァン氏が、レクサス『IS300』(日本名:旧トヨタ『アルテッツァ』)に10万ドル(約900万円)を投じてフルチューン。驚異的なパフォーマンスを秘めた4ドアセダンである。エンジンは、旧トヨタ『アリスト』用の「2JZ-GTE」型3.0リットル直6ツインターボに換装。ノーマル状態で280psのパワーを発揮するこのユニットは、500-600psクラスまで簡単にチューニングできるポテンシャルを備えるが、IS1000ではHKS製パーツなどを使ってフルチューン。その結果、1000psを絞り出すことに成功した。もちろん、足回りは強化されており、ZEAL製サスペンションキット、ENDLESS製ブレーキ、HKS関西製リアタワーバー、BFグッドリッチ製20インチタイヤなどを装着。メッシュデザインのアルミホイールは、ワーク製をチョイスしている。外観はバンパー、グリル、フロントフェンダー、ボンネットなどをモディファイ。ミッドナイトパープルのボディカラーと相まって、凄味を増している。900万円をチューニングに投じるなら、新車のレクサス『IS-F』や日産『GT-R』にも充分に手が届く。まして、アルテッツァに900万円となると、多くの人が尻込みしてしまいそうだが、そこがまた、チューニングの醍醐味でもあるのだろう。
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