【東京モーターショー09】レクサス LFA…米国の6モーターショーに出品

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米国トヨタ販売は21日、新型車レクサス『LFA』を11月のSEMAショー、12月のロサンゼルスモーターショー、2010年1月のデトロイトモーターショーなど、米国内の6つのモーターショーで披露すると発表した。メイン市場の米国でのアピールを強める戦略だ。

レクサスLFAは、21日に開幕した東京モーターショーで世界初公開。フェラーリやポルシェ、アストンマーチンなど、世界のライバルをターゲットに開発された2シーターFRのスーパーカーだ。

専用設計の4.8リットルV10は、最大出力560ps/8700rpm、最大トルク48.9kgm/6800rpm。前後重量配分は、フロントミッドシップ&トランスアクスルレイアウトにより48対52を実現し、ドライサンプオイル潤滑システムによって、低重心化も図られた。

トランスミッションは、パドルシフト付きの6速2ペダルMT「ASG」。ボディにはCFRP(カーボン・ファイバー・レインフォースド・プラスチック)やアルミなどの素材が投入され、重量は1480kgに抑えられた。0 ‐ 100km/h加速3.7秒、最高速325km/hの性能は、世界トップレベルだ。

レクサスLFAの販売台数は世界限定500台。日本への割り当て台数が165台であることを考慮すると、残る335台の多くが米国向けと考えられる。現地価格は37万5000ドル(約3440万円)程度になるという。

このLFAは、11月のラスベガスSEMAショーを皮切りに、12月のロサンゼルスモーターショー、来年1月のデトロイトモーターショー、2月のシカゴモーターショー、3月のダラスモーターショー、4月のニューヨークモーターショーと、米国内6か所で公開。トヨタはLFAのメイン市場の米国で、その存在をアピールする方針だ。

《森脇稔》

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