【東京モーターショー09】ホンダ CR-Z、コクピットにも注目して

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来年初めにも市販化される予定のホンダ『CR-Z』。その市販化ベースのモデルが第41回東京モーターショーに出品される。そのインテリアのコンセプトは、スマートコクピットである。

「コクピットに必要な先進性とスポーティな要素を兼ね備えたインテリアをやっていこうということ」と話すのはデザイン開発室第1ブロック1スタジオ研究員 尾崎貴史さん。

「エクステリアは2007年のクリーンなコンパクトスポーツみたいなところから、量産化される今回は“色気”ということでやっています。もちろんインテリアもそうです」という。例えば、「線の使い方や面のサーフェースの流れなどは非常に吟味し、色気を出せるようにやっています」。

また、「コクピットということで、クルマを運転するうえでの楽しさなどを凄く大切にしたので、会場ではぜひメーター周りを見てもらいたい」という。

「ステアリングを中心にして基本、手元操作ができるようにスイッチ類を配置しています。シフトも6速MTを採用して、そのシフトレバーの高さや位置も基本的にはステアリングからさほど遠くない位置にして、グリップ形状も非常に握りやすい形状にしてこのような配置になっているのです」とインテリアにも注目してほしいと語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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