【フランクフルトモーターショー09】プジョーのハイブリッド4はディーゼル+4WD

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フランクフルトモーターショーにおいて、プジョーは新しいハイブリッドカーのコンセプト『Hypbrid4』を発表した。Hybrid4テクノロジーは、グループ企業の技術統合、パラレルアーキテクチャ、インテリジェントレイアウトの3つの要素からなるもので、同社のディーゼルエンジンと電気自動車技術を4WD方式で融合させたものとなっている。

グループ企業の技術統合については、まず熱変換効率の高いディーゼルエンジン「HDi FAP」エンジンと、1万台以上の実績のある電気自動車、そして電子制御6速マニュアルミッション(BMP6)といった既存技術を高度に結集させて製作するハイブリッドカーであるとのことだ。

パラレルアーキテクチャは、内燃機関であるエンジンとバッテリーによるモーターという2つの構造を組み合わせることだという。エンジンとモーターの切り替え制御には、同社の「STOP & START System」技術によって、エンジンの停止、再始動などを効率よく行う。

最後のインテリジェントレイアウトは、ハイブリッドカーの走行モードに4WDを加え、シティコミューターとしての電気自動車から高速道路、SUVのようなオフロード性能を実現することだそうだ。

Hybrid4では、ディーゼルエンジンはフロントにBMP6とともに搭載され、このエンジンはフロントタイヤを駆動する。リアサスペンションリンケージ上部には高性能バッテリーとモータが搭載され、後輪を駆動する。前輪と後輪は電子制御され、走行モードには4つパターンが用意されている。

「オートモード」は、通常のハイブリッドカーとして、走行状態によって最適な駆動方式を自動的に切り換えてくれるモードだ。「ZEVモード」はゼロエミッションカーとして、電気自動車として都市部などを走行するときのモードだ。そして「4WDモード」は、悪路や雪道などで威力を発揮する電子制御によるエンジンとモータのハイブリッド4WDとして走行するときのモードだ。「スポーツモード」はハイブリッド4WD走行時に、電子制御マニュアルトランスミッションを含めて、スポーツ走行重視の制御を行うモードとなっている。

会場では、Hybrid4搭載モデルとして『3008 Hybrid4』と、コンセプトカーの『RCZ Hybrid4』が公開されている。

《中尾真二》

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