【GARMIN nuvi205Wレポ】40年前のメルセデスで1400kmを走破…西川淳

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nuvi205Wを道案内役に、パゴダで東京・宮崎間を走る

40年前のメルセデスを、知人と二人で東京から宮崎まで運ぶことになった。69年式の『280SL』。そのハードルーフが凹型(パゴダルーフ)になっているから通称パゴダと呼ばれる。名車だ。

もちろん、ナビゲーションシステムなどない。オーナーがオリジナルの状態を好んだのだろう。市販品の準備もない。こんなときにも、GARMINは救世主である。

夜中の1時。クーラーが効かないため、この時間の出立となった。最終目的地は宮崎だが、さすがに1400kmをイッキに行くわけにはいかない。クルマも人も、もたない(否、クルマはきっと大丈夫だろうが、人がなあ……)。まずは、滋賀県大津市を目指す。

吸盤式のマウントが便利だ。アームや本体の固定方法も煩わしさがなく、カチッとはまる節度感も上々。耐久性はどうだろうか。

衛星をキャッチしてくれるまでの時間が若干もどかしいけれども、古いクルマなら余計な邪魔も入らず、安心して使える。行き先をセット。タッチ画面は便利だが、指が太くて不器用なボクにはやや使いづらい面も。ときおり、押す場所を間違えていらつく。そろそろ慣れてもいいころなのだが。

◆ナビをしていなくても、ドライブレコーダーが便利

大津のM. ベンツディーラーを指定した。そこで休憩かたがたクルマのチェックをしてもらう予定だ。到着の目標時間が示されると安堵してしまうのは、現代病のひとつだろうか……。

東名高速を西に向かってひた走った。とりあえず、降りるインターは分かっているし、ナビの出番は下道に入ってから。GARMINの電源もオフにしてしまっていいのだが、ボクはドライブデータを見て楽しんだ。もちろん、運転を代わり、ナビシートに落ち着いてからだ。平均速度や最高速度が分かる。航続距離、時間も表示されるから、長距離ドライブの目安として、とても重宝するのだ。ドライバーに向かって「速度、出てますよ!」とか、「もう少しで2時間ですから休憩しましょう」といったアドバイスも出せたりする。

◆ドライブにおいて本当に必要なものは何かを教わった

40年前のベンツだが、走りの質感はまるで現役だ。最近のクルマは電子制御の力で無理矢理真っすぐ走ったりするわけだが、このメルセデスは機械的に真っすぐ走っている。最初は、ゆったりとした動きの伝達に多少戸惑うが、慣れるとこれがラク。大きなステアリングホイールとあいまって、長距離ドライブもすこぶる快適である。深夜の高速の、スムースな流れの中でも決してひるまない。安心して流れにのれた。さすがだな、と思った。

大津市内はもちろん、この後の行程でも、博多市内、宮崎市内でGARMINは、大活躍。不慣れな地域では何はともあれ、最小限のナビゲーションが必要で、逆に言えば行き先案内だけあれば他の“贅沢”な機能はいらないもの。シンプルな機能に徹したGARMINに、ドライブにおいて本当に必要なものは何かを教わった1400kmだった。

旅の詳細は こちら(外部サイト)

《西川淳》

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