【ニューヨークモーターショー09】三菱 ランエボ顔の アウトランダー…詳細が判明

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【ニューヨークモーターショー09】三菱 ランエボ顔の アウトランダー…詳細が判明
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三菱自動車は9日、ニューヨークモーターショーに、『アウトランダーGTプロトタイプ』を出品した。フロントマスクを中心に大きくイメージチェンジ。パワーアップしたエンジンや最新4WDシステムを搭載する。

アウトランダーGTのハイライトは、フロントマスクだろう。『ランサーエボリューション』を思わせる「ジェットファイターグリル」を装着し、アグレッシブに変身した。ヘッドランプにはHIDを採用。前後バンパー、ボンネット、サイドシルも変更されている。

さらに、ルーフにはアルミ素材を使用。軽量化と重心を下げる効果により、運動性能を高めている。アルミホイールはOZ製の19インチ。ホイールの隙間から見える赤いキャリパーは、ブレンボ製だ。車高がダウンするスポーツサスペンションも組み込まれた。

三菱自慢の4WDシステム、「S-AWC」(スーパーオールホイールコントロールシステム)も導入。前輪にアクティブLSDを組み込み、前後&左右の車輪間でのホイールスピンを防止する。また、スロットル開度、車速、エンジン出力、ステアリング操舵角、ギア、加速ヨーレートを検知し、ASC(アクティブスタビリティコントロール)やABSなどを統合制御。悪天候下でも安定した走行性能を披露する。

3.0リットルV6のMIVECエンジンは、吸気系の抵抗低減、カムシャフトタイミング&圧縮比見直しなどの改良を実施。最大出力は10psアップし、230psとした。最大トルクは変わらないが、発生回転数を低くして、日常領域での扱いやすさを追求している。

「アイドルニュートラルロジック」も新採用。信号待ちなどで車両が停止すると、自動的にATのギアをニュートラルに入れる。三菱は「V6でありながら、燃費は4気筒エンジン並み」と自信を見せる。

インテリアはレザーシート、アルミペダル、3.5インチLCDメーター、スポーツステアリングホイールなど、装備が充実。Bluetooth対応ハンズフリーフォンやUSBコネクターなどをセットした「FUSEハンズフリーメディアゲートウェイ」を用意した。40GBのハードディスクナビゲーションも設定される。

アウトランダーGTプロトタイプは、このままの姿で年内には米国投入予定。価格は3万ドル(約300万円)程度が見込まれる。ランエボ顔のSUVは日本でも受けそうな気がするが……。

《森脇稔》

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