ヤマハ発動機は、電動ハイブリッド自転車のPASシリーズに、上級モデルの『PASリチウムM』と『PAS CITY-Mリチウム』を3月6日に発売すると発表した。電動アシスト自転車に関する法令改正に伴う新しいアシスト基準に対応した。
新基準対応のPAS リチウムM、PAS CITY-Mリチウムは、上級モデルとして、新基準のアシスト力を十分活かす高出力で耐久性に優れた6.0Ahの三元系リチウムイオンバッテリーを新たに搭載する。
PASの制御技術を発展させ、選択しているギアと走行速度、踏力などの走行状況に合わせて発進時から加速、巡航時まで、全域でなめらか、かつパワフルな走りを可能にする機構「S.P.E.C.3(Shift Position Electric Control ×内装3段変速)」を新たに採用した。また、走行モードはパワフルなアシストと長距離走行を両立する「標準」モード、パワフルな「強」モード、距離重視の「オートエコモードプラス」の3モードから走行状況にあわせて選択が可能。
さらに、6.0Ahバッテリー採用と「S.P.E.C.3」との組み合せによって、走行モードごとにきめ細かく無駄のないアシスト制御し、オートエコモードプラス使用時の1充電当たりの走行距離103km達成した。
このほか、操作性を高めたメインスイッチなど、乗りやすさ・扱いやすさ・快適さを向上する機能装備を採用した。
価格は、PAS リチウムMが11万4800円、PAS CITY-Mリチウムが11万9800円。