【ポルシェ 911タルガ4/4S 試乗】“通”が選ぶ…金子浩久

試乗記 国産車

2007年から08年に掛けて、ポルシェは急速な勢いでエンジンのガソリン直噴化とトランスミッションの“PDK化”を進めている。PDKは恐ろしくスムーズで、速く変速し、その上とても賢い。

日本では「タルガ」の人気は今ひとつだが、生産の約一割を占めるほど諸外国では立派に『911』シリーズの一翼を担っている。ちなみに、カブリオレが5割で、クーペが4割を占めているそうだ。

タルガの真骨頂は、ガラス張りのキャビンにある。悪天候や冬の寒い時でも、キャビンは明るい。広大なスライディングルーフを開けて走っても、風がキャビンに入り込むことなく、開けていることを忘れてしまうほど驚異的に静かだ。

また、タルガはテールゲートを持つ唯一の911だから、リアシートへの荷物を出し入れしやすく実用性にも秀でている。独自のデザインも、存在感がある。

僕らは、もっとタルガの魅力に気付いた方がいい。タルガ4/4Sは、“通”が選ぶ911だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

金子浩久|モータリングライター
1961年東京生まれ。著書に、『10年10万キロストーリー』、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』(共著)などがある。
《金子浩久》

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