日産ブースの一角には、10月下旬に発売が予定されている三洋『ゴリラ』のカーウイングス対応モデルが展示されている。Bluetooth(ブルートゥース)ケータイとリンクしており、通信機能についても試用することができた。
展示されていたのは10月21日に発売が予定されている「NV-BD600DT」で、モニターサイズはワイド5.8型。地図メディアには4GB容量のSSD(Solid State Device)を採用している。
Bluetooth対応ケータイを接続することで、日産カーウイングスが提供する最速ルートの設定や情報チャンネルコンテンツの閲覧が可能となる。ナビ本体にマイク機能を有していないため、残念ながらオペレーターサービスには対応しない。
価格の安いPNDにカーウイングス機能を付与することで、日産としては「ゴリラを装着したクルマからも走行情報の収集ができる」というメリットがある。日産車以外からも情報を集められるというわけだ。
ユーザーにとってはリアルタイムの交通情報を閲覧できたり、目的地まで最速で向かうルートの検索ができるようになるなど、ゴリラ単体の機能を超えた部分が使えるようになるのがメリットといえるだろう。