ダイハツの新型軽トールワゴン『ムーヴ・コンテ』(25日発表)には、最近のダイハツ車の例に漏れず、豊富なアクセサリー類が用意されている。
最もインパクトが大きいのは、インテリアを自分らしくアレンジするための「カラフルリビング」コーディネート。ポップなパステルカラー、シックなシルバー、温かみのあるウェーブウッドなどのシートカバーが用意される。さらにインパネやドアの化粧パネルもシートカバーのファブリックパターンとコーディネートできるというシステムだ。
この化粧パネルは、塗料吹きつけや材料色を使うのではなく、デジタルプリントシステム「Viscotecs」によって作られる。これは通常の印刷に使われるYMC(黄赤青)の三色インクに加え、立体を表現できる特殊なインクを使用することで、従来にない加飾表現を可能とする技術。将来は「ワンオフで、ユーザーが好きな写真やイラスト、パターンを印刷した化粧パネルを作れるようになるかもしれない」(ダイハツ関係者)という。
室内の装飾では、カラフルな光で夜のドライブの雰囲気を盛り上げるミスティックイルミネーションも見逃せない。これは10月に追加発売の『ムーヴ・コンテ・カスタム』のトップグレード「RS」に装備されるもので、インパネがLEDによって様々な色に光るというモノだ。さらにオプションとしてドア部にもイルミネーション機能を追加することもできるという。
その他、高い遮音性を持たせることで社内の静粛性向上に寄与するカーペットマット、高級な手触りのアルカンターラ生地のシートカバー、15万円アンダーのベーシックタイプから30万円オーバーの高機能タイプまで、ニーズに応じた選択が可能なカーナビのラインナップなど、選り取り見取りだ。