景気の先行きに対する警戒感が重しとなり、全体相場は10日続落。米経済指標の発表控えで見送りムードが強い中、原油価格が高値圏で推移し、円相場も堅調な動きとなったことから幅広い銘柄が売られた。10日続落は1965年2 - 3月以来43年ぶり。輸出関連株が売られ、自動車株は全面安。
日産自動車が前日比17円安の850円と続落し、スズキ、いすゞ、マツダ、三菱自動車工業も続落。トヨタ自動車が70円安の4940円と下落し、ホンダが40円安の3600円と反落。日野自動車、ダイハツ工業も下落した。
全面安の中、富士重工業(スバル)が1円高の534円と小幅ながら続伸。