「第4回国際水素・燃料電池展(FC EXPO2008)」が27日、東京ビッグサイトで開幕したが、そこで燃料電池自動車を積極的にPRしていたのがダイムラーだ。『Aクラス』の燃料電池自動車を展示し、「このクルマは外観も内装も市販されているAクラスのものと変わりません」と同社関係者。現在、国内で5台走っているという。ダイムラーは1994年に初めての燃料電池自動車『Necar 1』を発表して以来、20台あまりのプロトタイプを開発してきた。その延長線上にAクラスベースの『F-Cell』があり、これまで60台を世界各地に納入した。ダイムラーは、自動車メーカーとして世界最大規模となる合計100台以上の燃料電池自動車での実走行プロジェクトを世界各地で展開。そこから得られた知識と経験を研究の場へフィードバックし、より最適化された駆動システムの開発へと活用している。「2010年には『Bクラス』をベースとした燃料電池車をつくり、販売していく」(同社関係者)という。ダイムラーは燃料電池自動車の分野で主導権を取ろうというわけだ。
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