モズレー「デニスを信じない」

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スパイ騒動に関し、「自らは何も知らなかった」と身の潔白を主張していたマクラーレンのロン・デニス代表。しかしマックス・モズレーFIA会長はその主張が信用できないと語る。

「ロン・デニスが知らなかったというのは……極めて有り得ない。彼は私に会う度に、決して嘘をついていないことを主張してきた。私としても、40年来の知人に向かって『お前のことは信じられない』と言うわけにはいかない。ただ、現実的な弁護士や警察ならきっとにわかに信じはしないだろう」と語ったモズレー会長。

個人的に嫌っていると噂されるデニスとの関係に関しては、「彼のことは、むしろかなり好きだと思う。ただし彼のF1に対する態度が嫌いなのだ。彼はよくF1への情熱を語っているが、それは正しいものではない。彼はマクラーレンが1、2位でフィニッシュすることだけに情熱を持っている。それが彼の仕事だからね。だが私からすれば、それこそがF1全体に対する情熱とは言えないと解釈せざるを得ないのだ」とコメントしている。

《編集部》

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