東京モーターショーのプレスブリーフィングに初登場となった富士重工業(スバル)の森郁夫社長は、同日発売となった『インプレッサ』のハイパフォーマンスモデル『WRX STI』など、近年になく充実した出品内容をアピールした。
かねて「日本市場に必要」としていた7人乗りミニバンはスポーティーなデザインの『EXIGAコンセプト』として公開された。市場投入は「近い将来」としており、早ければ来年秋ごろとなりそうだ。
一方、事前に技術発表していたステレオカメラを活用したプリクラッシュ制御システム「次世代ADA(アクティブ・ドライビング・アシスト)」については、「来年に日本で『レガシィ』に初搭載」する計画を明らかにした。
同システムは世界初となるペダルの踏み間違いなどによる誤発進の防止もできる。森社長は、システムのコストダウンも進め「多くの車種に搭載する」と意欲を示した。