クライスラー、モデル数カットへ

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UAWとの交渉時間切れによるストを6時間で回避したクライスラーグループだが、UAWと妥結に合意するや否や、いくつかのモデルの継続廃止、ひいてはジョブカットに言及した。

クライスラーではどのモデルを廃止にするのか明言していないが、業界ではジープ『コマンダー』、クライスラー『シーブリング』、クライスラー『アスペン』、ダッジ『ニトロ』などが対象ではないか、との噂が広まっている。

これらのモデルは自社内に競合モデルがあり、例えばダッジ・ニトロはジープ『リバティ』とほぼ同じスペック、同じ層をターゲットとした車だ。ジープ・コマンダーも、同じジープ『グランドチェロキー』と競合する。

そもそも全モデルの40%以上をミニバン、SUVなどのライトトラックが占めるクライスラーグループは、昨今のガソリン高による燃費の悪い車買い控えの風潮にもっともダメージを受けているメーカーでもある。

このトップヘビーの構造を改革し、中国チェリー自動車とのベンチャーである小型車をラインナップに入れ、総合的に利益が挙げられる体質作りに邁進したいクライスラーだが、UAWからの反発は必至だ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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