ナビタイムのドコモ向け助手席ナビゲーションサービス「ドライブサポーター」が登場してから10か月。これまでの反応とこれからのサービスについて、そしてナビタイムのビジョンについて開発本部企画部の川島弘美さんにインタビューした。
◆地図とカーナビとの間にあるマーケットを埋める
----:「ドライブサポーター」はどのような使われ方を想定されているのでしょうか。また、御社でイメージしているターゲット層はどのような方々でしょうか。
川島:(開発者インタビューでの)板橋の話にもありましたが、カーナビの代わりというよりは、地図とカーナビとの間にあるマーケットを埋めるというのが第一の狙いです。クルマを買って間もない初心者の方や、土日しか乗らないためカーナビの購入をためらっている方に使っていただきたいと思っています。カーナビの搭載率が上がっているといっても、全てのクルマに乗っているわけではありませんから。
----:ナビタイムを利用している人からは、「路線図や地図を持たなくなった」という声をよく聞くようになりました。
川島:そうですね、営業の方からは「荷物が軽くなった」と言われます。また、周りのお客様からは、2次会・3次会まで飲んでタクシーに乗ったとき、「この表示どおりに行ってください」とNAVITIMEを表示してある携帯を運転手に渡して寝て帰ることができるので、ラクでいいとも言われました。月額315円で、金額的にも敷居が低いので気軽にお使いいただいているように思います。