北米2連戦を終え、ヨーロッパに戻ってきたF1サーカス。1日、第8戦フランスGP決勝はフェラーリが見事な1-2フィニッシュを果たした。予選でポールポジションを獲得したのはフェラーリのフェリペ・マッサ。2位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、3位キミ・ライコネン(フェラーリ)というグリッド。スタート直後、3番グリッドのライコネンがマッサに続き、一つ順位を上げる。マッサ、ライコネン、ハミルトンというオーダーが続いたレース後半、2度目のピットストップでライコネンがマッサを逆転し、トップに立つ。そのままマッサを抑えて優勝。開幕戦オーストラリアGPに次ぐ久々の優勝を果たした。マッサも2位に入り、フェラーリは今季初めての1-2フィニッシュ達成。ハミルトンも3位に入り、開幕戦以来の連続表彰台記録を伸ばした。4位にはカナダGPのクラッシュから復帰を果たしたBMWザウバーのロバート・クビサ。チームメイトのニック・ハイドフェルドが5位に続いた。マクラーレンのフェルナンド・アロンソは予選Q3でギアボックストラブルが発生し、10番グリッドスタート。レース中はハイドフェルドや元チームメイトのジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)との激しいバトルを展開したが、結局7位に終わっている。ホンダのジェンソン・バトンが8位に入り、ホンダは今季初入賞。ルーベンス・バリチェロも11位で完走を果たし、復調の兆しを見せた。トヨタはラルフ・シューマッハが10位、ヤルノ・トゥルーリはオープニングラップの接触でリタイアに終わった。スーパーアグリのアンソニー・デビッドソンも1周目でリタイア。佐藤琢磨は16位で完走を果たしている。
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