新型スバル『インプレッサ』には、G-BOOK ALPHAに対応したメーカーオプション(MOP)の純正ナビが設定されている。価格はそれぞれのグレード、オプションのパッケージによって異なる。いずれもナビ単体で取り付けることはできず、HIDなど他のMOPと組み合わされた状態でパッケージ化されている。このようなシステムのため、ナビ単体の価格というのは明示されていないが、説明員の話を総合するとパッケージ内の約25万円がナビにかかるものらしい。ステアリングスイッチやキーレス+プッシュ式のエンジンスタートボタンと組み合わされる「S-GT」のパッケージで29万4000円。「20S」ではHIDや寒冷地装備、イモビライザーなども組み合わされるために37万8000円。「15S」では本革巻きステアリングなど、豪華装備のほとんどをプラスするため、MOPナビをチョイスしようとすれば、その額はなんと43万5750円になってしまう。スバルは他車でもMOPのパッケージ化を実施しているので、今回のインプレッサに限ったものではないが、一種の“抱き合わせ商法”になってしまっているのは事実。製造側にとっては「パッケージ化することによって、製造現場での作業工程の簡略化が達成できる」というメリットがあるこのシステムだが、ユーザーにとっては「望まない装備まで選び、お金も払わなくてはならない」というデメリットの方が大きい。せっかく高性能なナビを用意しているのだから、このシステムには改善を望む。
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