「2006自動車部品生産システム展」が14日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。同展は、「自動車部品メーカーと製造機器メーカーのビジネスマッチング」をコンセプトに、出展者と来場者の交流・商談を目的にしたもので、部品製造関連機器の市場拡大を狙った新しいコンセプトのビジネスショーだ。
4回目になる今回は、国内外から230社、7団体が出展している。特に今回は主催者企画コーナーとして「エンジンと部品のコンセプトゾーン」を設けており、トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業(ホンダ)、デンソー、アイシン精機が自慢の製品を展示している。
また、これとは別にトヨタはブースを設けてハリアーハイブリッドのカットモデルを展示し、来場者に環境への取り組みについてのパンフレットを配るなど、“環境企業”のPRに努めていた。
そのほか、「モノづくり部品大賞」を受賞した製品も展示されており、自動車業界関係者が興味を持つ製品が多い。
同展は17日まで開催され、主催は日刊工業新聞社。