日産自動車とスズキは2日、今年末から新たに国内市場向けにそれぞれ乗用車のOEM供給を始めると発表した。日産はスズキから2車種目となる軽乗用車を新たに調達、スズキは「登録車でもっていない商品のミニバン」(津田紘社長)を調達する。両社とも車種や供給規模を詰めている段階として、同日は具体的な計画は公表はしなかった。ただ、両社の商品ラインナップなどから候補車種も見えてくる。日産は商用車を含み3車種の軽自動車を調達しているが、ボンネットタイプの軽は不在であり、スズキからの調達は『Kei』が有力視されている。一方、日産からの供給は同社の代表的なミニバンの『セレナ』が有力候補。ミドルクラスのミニバンでは最も市場規模が大きいモデルであり、スズキとしても安定的な販売の確保が期待できるからだ。
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