スバルの主力軽乗用車『R2』のマイナーチェンジ予告モデルがショー会場にお目見えする。とくに大きな変更が施されているのはエクステリアデザインだ。
フロントのスプリットウインググリルは現行の3分割式から、横一線型のシンプルなものに。また、現行モデルではクーペのように後方に切れ上がっていたリアドアのウインドウグラフィックも、“普通”なものに改められた。
これらの改良について、同社マーケティング推進部の小笠原巧氏は、「R2のユーザーの8割は女性です。エクステリアのイメージをより柔和にすることで、その裾野をより広げようというのが、今回の変更の主旨なんです」と説明する。
ボディーカラーもピンクとオレンジの中間色など、新色を提案するという。「ウチは機能重視のデザインが多いんですが、あまりそれにこだわりすぎてもダメです。R2をお洒落で個性を重視するユーザーにきっちり受け入れられるよう、今後も改良を重ねていきます」(小笠原氏)。