ポルシェAGは、4WDシステムを搭載した新世代『911』のオープントップモデルの「911カレラ4カブリオレ」と「911カレラ4Sカレラ」を導入すると発表した。カレラ4カブリオレに搭載するエンジンは、3.6リットル6気筒ボクサーエンジンで、最高出力は325ps。0-100km/h加速は、5.3秒をマークし、最高速度は280km/hに達する。カレラ4Sカブリオレには、より高出力の3.8リットルエンジンを搭載、最高出力が355psで、0-100km/hが4.9秒、最高速度288km/hを発揮する。両モデルともに、マルチプレート・ビスカスカップリングによる4WDシステムを採用、フロントホイールにもエンジン駆動力の5−40%を配分される。カレラ4カブリオレは、後輪駆動モデルのカレラ・カブリオレよりもボディ全体の幅が44mm広く設計、ボディシェルの高い剛性によって高い走行安定性を確保した。ファブリック製ソフトトップは、50km/h以下の速度なら走行中でもボタン操作一つで自動開閉が可能で、開閉の所要時間は20秒。カレラ4カブリオレとカレラ4Sカブリオレには、アクティブセーフティを強化するため、必要な時に速やかに制動力を発揮するためのブレーキ・システムにプレチャージ機能を追加した。また、オプションでポルシェ・セラミックコンポコット・ブレーキを装備することも可能。
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