【日産 セレナ 新型発表】シート配置パターンは1種類

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【日産 セレナ 新型発表】シート配置パターンは1種類
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新型日産『セレナ』(31日発表)のシートアレンジは、ライバルのトヨタ『ノア/ヴォクシー』やホンダ『ステップワゴン』とは違う手法を用いている。ライバル車が2種類のシート配置パターンを用意するのに対して、新型セレナは1種類しか用意していない。

日産自動車商品企画本部の今本裕一さんは「新型セレナは1種類のシートバリエーションしかありませんが、セカンドシートの中央は『エルグランド』で好評を得ている、セカンドマルチセンターシートを採用しています」と語る。

「このシートは基本はセカンドシートの中央席ですが、運転席までスライドさせればフロントシートをベンチシートのように変えることもできますし、倒せばフロントシートのセンターコンソールとしても使うことができます」

「また、マルチセンターシートがセカンドシートの中央にない場合は、左側のセカンドシートを横方向に18cmスライドすることも可能です。横にスライドさせていれば、サードシートへのアクセスも楽に行うことができます。セカンドシート左側にチャイルドシートを装着し、中央に寄せて、一番前までスライドさせれば運転席から手の届くところに子供を乗せることもできます」

「このように配置パターンは1種類でも、マルチセンターシートを使うことで、多彩なシートアレンジが可能となっています。セレナなら購入の際にシートパターン選びで悩む必要はありませし、買ってから別のパターンが欲しくなって後悔することもありません」と説明する。

ただし新型セレナにはセカンドシートとサードシートの対座モードはなくなった。対座モードへのこだわりを捨てたことが、ひとつのシートパターンでも充分なバリエーションを得ることにもつながったのだろう。

《岡島裕二》

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