20日、セパン・インターナショナル・サーキットで実施された2005年第2戦マレーシアGP。日曜午前中に行われた第2予選でポールポジションを獲得したのがフェルナンド・アロンソ(ルノー)。ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)が2戦連続で予選2位とフロントロウを獲得した。スタートを制したアロンソはそのままじりじりと後続を引き離し、一人旅状態。トラブルも皆無で完璧な強さでレースを支配しそのままトップチェッカー。開幕戦につづきルノーは2連勝をマークした。開幕戦ではピットストップ後に後退して入賞を逃したトゥルーリだったが、今回はポジションを譲ることなくペースを守りきり、2位表彰台を獲得。参戦4年目にしてトヨタに初表彰台をもたらした。ラルフ・シューマッハも5位入賞を果たし、トヨタは一気にコンストラクターズランキング2位に躍り出た。3位には混戦をくぐり抜けたウィリアムズのニック・ハイドフェルドが入った。一方、予選で12、13位と全く奮わなかったフェラーリ。決勝レースも苦しい展開でミハエル・シューマッハが7位に入るのがやっと。ルーベンス・バリケロはトラブルのため自らマシンをピットに入れた。佐藤琢磨は発熱による体調不良で欠場。代役としてテストドライバーのアンソニー・デビッドソンが参戦したB・A・R・ホンダだったが、エンジンルールの隙をついて新エンジンで臨んだものの、開始わずか数周で2台のマシンにエンジントラブルが発生。相次ぐブローで早々に姿を消してしまった。
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