●iPodを車載で使う際に気をつけること
気になるiPodコントロール機能だが、カロッツェリアが用意したインターフェイスユニット『CD-IB10』は、これまで採用してきたIP-BUSへの対応であるため、このBUSに対応している機種であれば基本的にコントロールは可能となるという。これは心強い。
ただ、iPodに収録してある楽曲のタイトルなどの表示は機種によって違いが出て来る。とくに漢字表示を含む日本語表示になると機種はかなり制約を受けることになる。ちなみに、OELディスプレイを採用しているFH-P070MDなどは漢字表示や二行表示が可能だ。
iPodのコントロールそのものは、スクロールホイール機能には対応していないものの、十字キー配列はiPodをそのままイメージして使うことが出来る。
また、iPodへの充電機能も備えているが、このCD-IB10への電源接続が必要となり、少なくともアルパインのユニットよりも取り付けはやや面倒となりそうだ。
最後にiPodを車載で使う際に気を遣わなければならないことをひとつお伝えしておく。それはiPod自体がカーオーディオなどの車載器と違って耐熱性がきわめて低いということだ。車内は真夏であれば80度を超えることもあると聞く。本来、ホームユースを前提に作られたiPodはこの熱にはとても耐えられない。
車載とのコントロールユニットと組み合わせたからといって、車内にiPodを置き去りにすると今まで苦労して収録した楽曲の再生すらできなくなる可能性は十分考えられる。携帯電話と同様、車内への置き去りは絶対にしないことを普段より心がけておこう。
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●iPodを車載で使う際に気をつけること