商品開発本部で製品企画を担当する岡田圭一郎氏は、『クラウンマジェスタ』のライバルについて「輸入車」と答えた。
すでに「クラウンアスリート」や「ロイヤル」の発表時点でも「ライバルは輸入車」としており、具体名としてBMW『5シリーズ』、メルセデスベンツ『Eクラス』が挙げられていた。今回も具体的な車名を挙げてもらうと、やはり5シリーズ、Eクラスとなるのだという。
また、岡田氏によれば、クラウンマジェスタの走りの味付けは、走りをイメージしたアスリートよりもロイヤルに近く、その点では、欧州セダンとはイメージが若干異なる。
トヨタは5シリーズやEクラスの購入を検討するユーザーに対して、価格面でアスリート、経済的な余裕がある層については日本的な乗り心地や上質さでマジェスタをぶつけ、2面から挟む作戦のようだ。