好業績のハイテク株、国債優良株を中心に買われ、全体相場は小幅ながら3日続伸。自動車株は高安まちまちとなった。
4月の国内販売実績が、株価の明暗を分けた。特に人気を集めたのがホンダで、前日比140円高の4740円と上昇。『オデッセイ』『ライフ』が伸びているうえ、新型ミニバン『エリシオン』の受注台数が販売2週間で月間販売計画(4000台)の1.6倍と好調。国内販売台数を3.2%増と増やしたことが素直に評価された。トヨタ自動車、マツダも続伸。
一方、三菱自動車工業が2円安の218円と続落。国内販売を2割近く減らし、海外生産も大手5社中で唯一ダウン。一連の不祥事と経営問題、販売不振が株価のマイナス要因として働いている状況だ。日産自動車も1円安の1124円と3日続落。