スズキは、街乗りタイプの250ccバイクの『グラストラッカー』と『グラストラッカービッグボーイ』を一部改良して4月17日から発売すると発表した。
一部改良では、軽量で放熱性の高い高速メッキシリンダーを採用した新設計の空冷4サイクル単気筒SOHC2バルブエンジンを搭載した。燃焼室形状を変更するなど、燃費、オイル消費や出力・トルク特性を向上させた。新エンジンの低速から中速域での粘りのある特性を活かし、走行時の安定感をさらに増すとともに、車体全体のバランスも一層安定化のあるものとした。
タンデムステップ(後席の足置き)の取り付け具を脱着可能タイプとし、マフラーなどの整備性を向上させた。軽量化と品質向上のため、バッテリーをメンテナンスフリータイプに変更した。このほか、グラストラッカービッグボーイに青/黒ツートンの車体色を新設定した。
価格はグラストラッカーが35万5950円、グラストラッカービッグボーイが39万2700円と据え置き。