2005年フアン・モントーヤのマクラーレン移籍、ラルフ・シューマッハ契約延長交渉の中断などで注目を集めるウィリアムズ。F1デビューを飾ったウィリアムズ復帰も噂されるB・A・R・ホンダのジェンソン・バトンだが、しばらくは移籍の意志がないことを明らかにした。
「ウィリアムズについていろいろな噂が流れているね。それは彼らが飛び抜けて素晴らしいチームだからだ。彼らは僕にF1というチャンスを与えてくれた。でも現在は契約がないし、B・A・Rを去ることなど露ほどにも考えてないよ」とバトン。
B・A・R・ホンダと長期契約を結んでいるバトンだが、チームがそれなりのマシンを供給できなければ2004年いっぱいでチームを後にすることもオプションとして契約に含まれていると考えられている。
「ワールド・タイトルを獲ることが僕のゴールであることは明らかだが、できれば、僕に手助けをしてくれたチームで成し遂げたいと思っている。B・A・Rでは何かを築き上げようとしている」
「来年はタイトル争いができると願っている。もしそれが達成できれば、勝てるマシンを保証してくれるチームに移籍するより、僕にとってはるかに大きな意味があるんだ」と語っている。