日産スタンドの中央にあったのは、カスタムカーのいわば“頂点”とも言えるJGTC=全日本GT選手権マシン。2003年までGT500を戦った『スカイラインGT-R』と2004年から参戦予定の『フェアレディZ』が置かれている。
GT-Rの参戦は全日本ツーリングカー選手権のころの1990年から。R32型、R33型、R34型と3世代に渡って参戦し、各車ともに年間総合優勝の実績がある。R34型GT-Rは2003年のシーズンをもって参戦終了した。
そのスカイラインGT-Rの後を継ぎ、2004年から参戦予定となるマシンがフェアレディZだ。展示されたマシンは先行開発モデルで、今回が初公開となる。
なお、日産ブースでは、3つのブランドからカスタマイズパーツを装着したクルマが展示された。純正特装車を手掛けるオーテックからは品質重視のパーツ、NISMO(ニスモ)からハイフォーマンスチューニング、「IMPUL」などのサブブランドを持つ「own」は個性を演出する。
東京オートサロン=『TOKYO AUTO SALON 2004 With NAPAC』は9日から11日までの間、千葉県千葉市の幕張メッセにて開催された。