国際優良株を中心に売られ、全体相場は5日続落。平均株価は一時7700円台を割り込み、前週末に続きバブル後最安値を更新した。自動車株は総じてしっかり。
日産自動車は前週末比5円高の809円と3日ぶりに反発し、ホンダも40円高の3910円と反発。伊フィアットと小型SUVの共同開発で提携したスズキは、11円高の1410円と5日ぶりに反発。三菱自動車工業、ダイハツ工業もしっかり。
一方、トヨタ自動車は20円安の2480円と96年7月以来の2500円台割れ。国内外の大手投資家の売りに押されている。富士重工業(スバル)はサーブとの提携が報道されたが、「収益への貢献度は未知数」との見方が強く、9円安の424円と反落した。