今年フェラーリで8年目のシーズン開幕を間近に控え、6度目のワールドチャンピオン獲得が確実視されているミハエル・シューマッハ。しかし本人はライバルたちの実力を冷静に分析し、昨シーズンのような楽な展開は期待していないという。
「ニューマシンがもう一歩前進してくれることを願っているよ。ライバルたちの先を行くためには、上昇しつづけることが必要なんだ。今年はもっと接近すると確信しているよ。マクラーレンは冬のテストの間非常にコンペティティブだったからね。かなり強くなると思っているよ。彼らもニューマシンは数レース後からの投入になるからね、どうなるかが楽しみだ」
「ウィリアムズは現段階でそう脅威に感じていないが、まだニューマシンの熟成を続けているし全てのパーツで改良を施してくるだろう」
「ただ、僕らも負けていないよ。ここ数年見せてきたような高い水準のパフォーマンスを示し続けることが大事なんだ。もしそれが出来れば、再び楽天的になれるだろう」とシューマッハは語った。