26日、CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの専門会社J.D.パワーアジア・パシフィックは、2002年軽自動車商品性評価(Automotive Performance, Execution and Layout、略称APEAL)調査の結果を発表した。それによるとホンダ『バモス』がトップとなった。この調査は、軽自動車の性能やデザインに関する商品性魅力度について「スタイリング/外装」「エンジン/トランスミッション」「快適性/利便性」など8カテゴリー、110項目以上にわたるユーザー評価を1000点満点であらわしたもの。今回の調査は2001年12月から2002年5月の間に軽自動車を新車で購入した個人ユーザーを対象に2002年7月に実施し、1850人から回答を得た。調査対象車は軽自動車の主要21モデルで、これらの合計で市場における販売シェアの約95%を占める。660ポイントで第1位となったバモスは「スタイリング/外装」「内装/インパネ」のカテゴリーでいちばん評価が高く、「エンジン/トランスミッション」「快適性/利便性」のカテゴリーで2番目に高い評価となった。以下、第2位は同じくホンダの『That's』(ザッツ、650ポイント)、第3位はダイハツ『MAX』(644ポイント)、第4位はスズキ『MRワゴン』(643ポイント)。平均は626ポイントで、7車種がこれを上回った。J.D.パワーによると、ユーザーがクルマの魅力を評価する要素として、「スタイリング/外装」を最も重視している。続いて「エンジン/トランスミッション」「快適性/利便性」「内装/インパネ」の順でスコアへの影響度が高いという。また昨年の調査と比較すると、今回は「スタイリング/外装」「エンジン/トランスミッション」の影響がさらに強くなり、前回比較的高かった「快適性/利便性」の影響がやや小さくなっている。ターボモデルの追加やスタイルを重視した新型車が登場し、外観、エンジン性能といったユーザーにわかりやすい要素がさらに重視される傾向だとJ.D.パワーは分析する。モデル別ランキング(1000ポイント満点)1:ホンダ・バモス 6602:ホンダ・ザッツ 6503:ダイハツ・マックス 6444:スズキMRワゴン 6435:ホンダ・ライフ 6306:スズキ・ワゴンR 6307:ダイハツ・ムーヴ 627業界平均 626車名、点数が発表されたのはここまで。ほかに三菱『eKワゴン』、スバル『プレオ』が上位9位までに入ったが、点数は公表されず、五十音順。
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