2002年CART=FedExチャンピオンシップシリーズ第19戦はメキシコシティの「アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス」で開催。17日に行われた決勝レースではトヨタチームが、1-2-3フィニッシュで7年間にわたるCART挑戦を締めくくった。73周の決勝レースは午後3時にスタート。グリーンフラッグが振られた直後の第1ターンでポールポジションのジュンケイラ(トヨタ)以下、数台が複合接触。4番手スタートのカナーン(ホンダ)がトップに出てレースをリード。以後、淡々とレースは運び40周目に各車2回目のピットインするが、カナーンのピットで火災が発生、ペナルティを受けてカナーンは後退。代ってフランキッティ(ホンダ)がトップに立ったが、52周目のフルコースコーション下でのピットストップ業に手間取りタイムロス。終盤71周目には、それまで給油タイミングをずらしてリードしていたジョルダイン(フォード)から、ブラック(トヨタ)が首位を奪取。2位には来年F1へ参戦が決まっているダマッタ(トヨタ)、そして3位にジュンケイラを従えてチェッカーフラッグ。来年からIRLに参戦する高木虎之介(トヨタ)は6位完走、中野信治(ホンダ)は14位完走。■リザルト1:ブラック(トヨタ/ローラ) 1:56'48.4752:ダマッタ(トヨタ/ローラ) 1:56'52.4623:ジュンケイラ(トヨタ/ローラ) 1:56'53.5484:カーペンティア(フォード/レイナード) 1:56'59.3175:フランキッティ(ホンダ/ローラ) 1:57'01.0236:高木虎之介(トヨタ/レイナード) 1:57'05.23714:中野信治(ホンダ/ローラ) 1:57'38.694■ドライバーズ・ポイントランキング1:ダマッタ(トヨタ/ローラ) 2372:ジュンケイラ(トヨタ/ローラ) 1643:カーペンティア(フォード/レイナード) 15715:高木虎之介(トヨタ/レイナード) 5317:中野信治(ホンダ/ローラ) 43■マニファクチャラーズ・ポイントランキング1:トヨタ 3332:ホンダ 2823:フォード-コスワース 259