全体相場は6日ぶりに反落。前日の米国株式は反発したが、平均株価の1万円台回復で達成感が台頭。利益確定の売りが先行し、自動車株も含め全面安となった。
この日発表された主要5社の7月の生産、販売、輸出実績では、国内生産と輸出は5社すべてがプラス。海外生産もマツダ以外の4社が増やし、中でもトヨタ、ホンダ、三菱自動車工業の3社は2割強の伸び。国内販売では日産が唯一プラスで、10.5%の2ケタ増。登録車の国内シェアは17カ月ぶりの20%台に乗せた。
ところが、株価は市場の動きをモロに受けた格好。トヨタ、ホンダが6日ぶりに反落。日産も16円安の888円と反落した。この日上げたのは、1円高の三菱自動車工業のみ。
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