全体相場は小幅続落したが、自動車株は前日に引き続きしっかり。自社株買いの発表で注目されたトヨタ自動車が、反発して取引をスタートし、一時は100円高の4210円まで上昇。しかし、その後は持ち合い解消の売りに押され、結局は10円高4120円で引けた。同社は1996年以降、延べ11回、1億8481万株(6497億円)の自社株買いを実施しており、受給面では株価の支援材料であることは間違いない。もっとも、持ち合いの解消を進めている金融機関にとっては、株価の上昇局面は絶好の売り場となる、皮肉な構図が否定できない。日産自動車は、前日比5円高の860円と続伸。ホンダは80円高の5510円と反発し、スズキ、富士重工業もしっかり。下げたのは、3円安のダイハツ工業と2円安のいすゞの2社だけ。
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