ラルフ、チームオーダーを無視---モントーヤは表彰台に登れず

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ラルフ、チームオーダーを無視---モントーヤは表彰台に登れず
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今季3度目の完走を果たし4位に入ったウィリアムズのフアン・モントーヤ。堅実な走りを見せたものの惜しくも表彰台には届かなかったその原因は、なんとチームメイトのラルフ・シューマッハにあったという。

28周目にピットアウトしたモントーヤはラルフの後ろでコース復帰、チームはすぐさまラルフに譲るように無線で指示。しかしラルフはこれを拒否したという。モントーヤは優勝したミカ・ハッキネン(マクラーレン)と同じくピットストップ2回作戦。いっぽうラルフは兄ミハエルらフェラーリ勢と同じ1回作戦をとっていたため、ラルフは譲る必要はないと考えたようだ。「もしラルフが指示通りにフアンを抜かせていたなら、フアンは3位になっていたかもしれない……」と残念そうに語ったパトリック・ヘッド。

実はラルフ、先のフランスGPでも同じような行為をしていた。ポールポジションスタートながらタイヤが合わずに苦しいレースとなったラルフ。2セット目のタイヤも決まらず、タイムが伸びないラルフにチームは後ろについているモントーヤを先に行かせるように指示。しかし「無線の調子が悪く、聞こえなかった」というラルフは、チームオーダーを無視。この2人の確執はますます大きくなりそうだ。

《編集部》

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