
【春闘11】日産除き賃上げ見送りへ
トヨタやホンダ、日産など大手自動車メーカーの労働組合は2月16日、春の労使交渉の要求書を会社側に提出し、春闘が本格的にスタートした。

青木自工会会長「春闘は冷静な議論となった」
日本自動車工業会の青木哲会長は18日の定例記者会見で今春闘について「自動車企業には厳しい経営環境が続いているが、各社の労使が、今後の経済見通しなどを冷静に真摯に議論して結論を出した」と語った。

【春闘10】富士重工はベアゼロ、一時金4.6か月
富士重工業(スバル)は定昇に相当する賃金体系維持のほか、組合員平均で1000円のベースアップが要求されていたが、ベア部分はゼロ回答となった。賃金体系は維持する。

【春闘10】マツダ、三菱の一時金は昨年上回る
年間一時金が焦点となった2010年春闘は17日、経営側が一斉に回答を提示した。一時金の交渉ではトヨタ自動車が満額に届かない回答となるなど、全般的に労組側には厳しい内容となっている。

【春闘10】日産とホンダは一時金満額
2010年春闘は17日、経営側が一斉に回答を示した。多くの自動車メーカーがベースアップの要求を見送って年間一時金が焦点となるなか、日産自動車は5.0か月の要求に対して満額の回答となった。金額は179万9000円。

【新聞ウォッチ】春闘大詰め、ホンダ一時金「満額回答」
金属労協に加盟する自動車、電機、鉄鋼などの各社が集中回答する17日を前に2010年春闘の交渉が大詰めを迎えているが、ホンダは15日開いた労使交渉で、年間一時金5.7か月について2009年実績の5か月を0.7か月上回る「満額

【新聞ウォッチ】春闘10…日産、富士重はベア要求、トヨタ、ホンダは見送り
1月も中旬を過ぎると春闘の話題が紙面を賑わす。きょうの各紙にもホンダグループ各社の労働組合で構成する全国本田労働組合連合会が(約8万1000人)が2010年春闘で統一的な賃金改善(ベースアップ)要求を見送る方針を決めたと伝えている

【新聞ウォッチ】春闘方針、赤字の痛みを分かち合うトヨタ労組
「年越し派遣村」が話題になってから間もなく1年。景気の二番底不安もささやかれている中、日本労働組合総連合会(連合)が2010年春闘方針を決めた。

27日の乗合バススト…回避
乗合バス事業者の労働組合(私鉄総連系)は27日にストライキを予定していたが、同日8時時点で国土交通省は「ストライキは回避された」と発表した。全国27社、3万2753本の運休で、53万2779人に影響が出ると想定していた。

【新聞ウォッチ】09春闘総括、「ベアゼロ」「定昇凍結」「最低ボーナス」
09年春闘の最大のヤマ場である自動車・電機などの大手企業が労働組合へ一斉回答してから一夜が明けた。きょうの各紙は、言うまでもなく今春闘を総括した記事のオンパレードとなっている。