ラリーにおいて、スタート拠点とSS、あるいはSSとSSとをつなぐ区間をリエゾンという。リエゾンでは道路の占有許可をとらずに一般のクルマといっしょなって走る。ラリー車を見るだけなら切符を買う必要はない。
1:ソルベルグ(スバル)/2:ローブ(シトロエン)/3:グロンホルム(プジョー)/4:マルティン(フォード)/5:サインツ(シトロエン)/6:デュバル(フォード)/7:ヒルボネン(スバル)/8 :ロバンペラ(プジョー)
3日、いよいよラリージャパンが始まった。レグ1は北愛国のサービスパークをスタートし、足寄、陸別のSSを走ることになっている。陸別のオフロードサーキットのSS4を終わった時点でソルベルグ(スバル)がトップ。
世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリージャパンは3日、北海道帯広市で開幕。帯広市中心部でセレモニースタートを行い、90台のマシンが大勢の観客に見送られながらランプオフした。
競技初日の前日には組みあがったクルマのテスト走行が行われる。これがシェイクダウンだ。札内川の河川敷に設けられた北愛国サービスパークの近くに、5.4kmのグラベルテストコースを設定して行われた。
F1ならパドックパスというものがある。観客席ではなくパドックからドライバーやメカニックの様子が眺められるというものだ。ラリーではサービスパークがそれに相当するだろう。
ラリージャパンの共催者として多方面にわたり支援をしている十勝毎日新聞社が、メディア関係者を集めたパーティを開催した。このパーティに往年のWRCチャンピオンであるハンヌ・ミッコラがきてくれた。
ラリージャパンのコースは道幅がかなり狭い。しかしドライバーのうっぷんを晴らしてくれるようなコースも設定されている。オフロードサーキットを利用した陸別のSSと札内川の河川敷のスーパーSSだ。
ラリージャパンのゼロカーを、昨シーズンでWRCから引退したトミ・マキネンが運転する。ところで、このゼロカーってなんだろうか。
フォードのセカンドドライバーであるフランソア・デュバルと組むコドライバーのステファン・プレボが急遽帰国しなければならなくなった。親族に不幸があったため。プレボは30日夜に帯広に着いたばかり。
プジョーは29日、「プジョーWRCエクスペリエンス」を横浜みなとみらいで開催した。プレスの同乗走行もあり、編集部ではロバンペラがドライブする「307CC」に乗せてもらうことができた。
フォードは9月3日から開催されるラリージャパンを控えて、8月29日に千葉県茂原市のダートコースで参戦記者発表会とデモ走行が行った。インタビューの後、会場を屋外のダートコースに移しての同乗走行会だ。
29日、千葉県茂原市のダートコースで、フォードによるラリージャパン参戦記者発表会とデモ走行が行われた。ドライバーはラリージャパンへの意気込みを語ってくれた。
今年のWRCは、これまで開催のなかった地域が2カ所増えている。日本とメキシコだ。フォードも9月3日から開催されるラリージャパンを控えて、29日に千葉県茂原市のダートコースで参戦記者発表会とデモ走行が行われた。
ラリージャパン参戦を控えた29日、プジョーは、横浜みなとみらい地区でワークスドライバーであるマーカス・グロンホルムとハリ・ロバンペラを招いたイベント「プジョーWRCエクスペリエンス」を開催した。