【スバルWRC】新井、ラリージャパンにワールドラリーカーで出場

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国際ラリードライバーである新井敏弘が、9月1−3日に北海道・十勝管内で開催される世界ラリー選手権(WRC)第11戦「ラリージャパン」に、スバルの最新型ワールドラリーカー「インプレッサWRC2006」で出場する。

28日、東京臨海新都心のホテル日航東京で、 富士重工とスバルテクニカインターナショナルは、今年のWRC参戦状況についての報告会見「SUBARU WRC プレスカンファレンス」を開催した。

新井は、昨2005年にPCWRCでシリーズ優勝し、日本人初の四輪ワールドチャンピオンに輝いた。今年はスバルと自身のホームイベントで、唯一の日本人ドライバーとして、世界のトップドライバー達と同じ土俵で戦い表彰台を目指す。

新井は「昔から知っている仲間のいる古巣に戻ってきた。ペター(ソルベルグ)をサポートし、クリス(アトキンソン)とはライバルとして走りたい」と、ラリージャパンに臨んでの抱負を語った。

今回のラリージャパンで新井は、4年ぶりにワールドラリーカーを駆る。2004年から開催されている同イベントで、新井は連続してグループNインプレッサで部門優勝を果たし、前身のラリー北海道を含めると3年連続になる。

新井は、スバルのWRCワークスチームであるSUBARUワールドラリーチームが行なった4月のサルディニア、6月の英国でのワールドラリーカー開発テストに参加、8月下旬にも再度渡英し、最終仕様のラリーカーの試走を済ませている。

新井はワールドラリーカー向けの筋トレもすませたという。グループNとワールドラリーカーとでは使う筋肉が違うそうだ。「端的に言ってハンドルが重く、またキックバックも大きいので、左腕から上腕にかけて鍛えた。また車の性能が高く、よくジャンプするので、衝撃に備えて背中を準備した」。

《高木啓》

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