【インプレ'05】下野康史 三菱『ランサーエボリューションIX』 とにかく気合いが必要不可欠
いまさっきGSRに試乗してきたばかりなので、印象は新鮮。乗り終えると、なんか「武道」をやったような乗車感が残るクルマである。
【インプレ'05】こもだきよし マツダ『プレマシー』 実直な作り込みが美点
Zoom Zoomと謳っているだけあって、ミニバンではあるがハンドリング性能は期待以上のレベルにある。ワインディングロードに行ってもロール角は小さく収まり、ステアリングを切った通りに曲がってくれる。
【インプレ'05】こもだきよし スバル『R1』 軽自動車とは思えない質感の高さ
ウルトラコンパクトのプレミアム版だということを認識するのは、シートとインテリアを眺めたときだ。軽自動車とは思えない仕上がりのよさである。
【インプレ'05】こもだきよし 日産『ノート』 小さくても実がつまったクルマ
骨がしっかりしていると感じるクルマ。ハンドリングでも乗り心地でも柔な感じから来る悪いイメージはほとんどない。車幅感覚が掴みやすく、見た目より広い車幅を持っているが狭い道でも自信を持って走れる。
【インプレ'05】こもだきよし トヨタ『ヴィッツ』 ベーシックグレードの素直なキャラに好感
CVTのプログラムが燃費節約モードに徹しているのがわかる。
【インプレ'05】両角岳彦 ポルシェ『911』 企業体質のカイゼンを如実に感じさせる出来
前作“996"で、それまでの911系の「ドライビングというスポーツの手具」を純粋追求することをやめた。その路線に沿った商品性の向上を意図したことが随所に見え、体感される。
【インプレ'05】両角岳彦 キャデラック『STS』 かつてはよい意味での鷹揚さが持ち味だったが…
『STS』を最初に名乗った1992年登場の『セビル』は佳作だった。だが成功後のフルチェンジ、そして今回のCTS共用FRパッケージ転身と、その資質は急速に低落している。
【インプレ'05】両角岳彦 メルセデスベンツ『SLK』 仕切直しの先代よりも希薄な存在感
先代は、M-Bのブランド商品化戦略転身の第1作だったが、それなりの存在感はあった。この新型にはその魅力も薄い。商品体系の中で与えられた位置を埋めただけ? という印象が強い。
【インプレ'05】国沢光宏 ポルシェ『911』 世界でもっとも実用的なスポーツカー
エクステリアからすればヘッドライトの形状が少し変わっただけのように感じるものの、型式は996から997になった。正式なモデルチェンジなのである。けれど乗っても「あまり変わっていませんね」
【インプレ'05】津々見友彦 ポルシェ『911』 洗練された現代のピュアスポーツ
ワイドなオーバーフェンダーに象徴されるように迫力があり、かつ洗練されたスタイリングと、スポーツカー然としたインテリアは魅力的だ。
